薬の服用中に脱毛を受けることはできる?脱毛と薬の関係について解説

脱毛する時に必ず聞かれるのが「現在服用している薬はありますか?」という質問。一見薬の服用と脱毛は関係ないように思えますが、実際はどうなのでしょうか?今回は脱毛と薬の関係について解説していきます。

薬の服用中の脱毛は危険?その理由とは

脱毛サロンで事前に言われる注意の中には、「薬を服用している方は施術をお断りする可能性があります」という注意があります。

薬の服用と脱毛は関係ないように思えますが、なぜ薬を服用していると脱毛を断わられる可能性があるのでしょうか?ここでは2つの主な理由を紹介します。

理由①薬の副作用「光線過敏症」で肌トラブルを招くことがある

薬の中には副作用で脱毛の光に過剰に反応する症状が現れるものがあります。この症状を「光線過敏症」といい、薬剤全体の約14%で症状が現れるそうです。特に内服薬によるものが多く、知らないうちに発症するリスクがあります。

光線過敏症になると、皮膚が光に対して過敏になり、普段は何ともない光でも皮膚に当たるとかゆみや腫れ、水ぶくれが出来てしまいます。

光線過敏症の時に、強い光を浴びる脱毛施術は、肌トラブルを起こす可能性が高いため、薬の服用中に脱毛するのは避けるべきでしょう。

もし薬によって光線過敏症になった場合は、薬の服用を中断して約1週間は直射日光を避けると良くなると言われています。

理由②薬を服用するくらい体調が悪い時には脱毛すべきではない

脱毛は基本的に健康な状態で受けることを想定しており、体調が悪いときは避けるのが一般的です。薬を服用しているということは、「体調が悪いのでは?」とサロンに判断されることもあります。

体調が悪くなくても服用する場合だったら問題ないケースがほとんどなので、その薬を服用していても大丈夫かどうかをカウンセリングの際に相談しましょう。

どんな薬が脱毛NGになる?

ひとことで「薬」と言っても多種多様な薬がありますので、具体的にどんな薬を服用していると脱毛できないのかを解説します。

脱毛NGの可能性がある薬①光線過敏症の副作用がある薬

脱毛する時に最もリスクが高いのが光線過敏症の副作用がある薬。以下に挙げた薬の中には光線過敏症の副作用が確認されているものがあるため、服用中に脱毛を受ける場合は要注意です。

・抗不安薬
・抗生物質
・経口抗真菌薬
・糖尿病治療薬
・血圧降下薬
・解熱消炎鎮痛薬
・メントールなどの局所刺激剤

薬による光線過敏症の多くは紫外線によって発症します。脱毛で使用する光には紫外線は含まれていませんが、光線過敏症が発症しないとは限りません。

万が一の肌トラブルを未然に防ぐために、これらの薬を服用している時の脱毛はサロンやクリニックの医師に相談すると良いでしょう。

脱毛NGの可能性がある薬②痛み止め(鎮痛剤)

脱毛で照射した時の痛みを和らげるために、痛み止めを自己判断で服用するのは推奨されません。

確かに痛みは軽減されるかもしれませんが、薬の副作用の光線過敏症になるリスクがあることに変わりありません。また、鎮痛剤には多くの副作用がある為、脱毛との併用はおすすめ出来ません。

脱毛では光やレーザーを照射した時に熱で痛みを感じることがあります。顔やVIOなどの痛みを感じやすい部位を施術している時は強い痛みを感じるかもしれません。

痛みに耐えられない場合は、遠慮なくその場でスタッフにその旨を伝えてください。照射レベルを下げるか、冷却を念入りに行なうなど、痛みを軽減する対策をしてもらえます。

脱毛NGの場合がある薬③風邪薬や花粉症の薬

風邪薬や花粉症の薬には抗生物質が含まれているものがあり、抗生物質の中には光線過敏症の副作用がある成分もあるため、服用中に脱毛するのはこちらも注意が必要。

基本的には当日服用している人は施術できないサロンがほとんどなので、服用を控えて脱毛するか、服用を優先して脱毛をお休みしましょう。

脱毛NGの可能性がある薬④ピル(ホルモン剤)

ピルは女性ホルモンの作用を調整する働きがあり、避妊の他には生理痛の軽減や生理期間の短縮を目的として服用されることがあります。

ピルに含まれている成分には光線過敏症の原因となる物質は含まれていないため、低用量ピルであれば服用していても脱毛できるサロンも多いです。

ただし、ピルの服用中はホルモンバランスが変化する可能性があり、肌荒れや色素沈着といった症状が表れることも。

脱毛にまったく悪影響がないというわけではないため、あらかじめ医師に確認すると良いでしょう。

脱毛NGの可能性がある薬⑤漢方薬

漢方薬は植物由来の成分を用いているため、化学物質を用いている薬よりも副作用は少ないと言われています。しかし、漢方薬も薬の一種であるため、副作用がまったくないわけではありません。

もし漢方薬を服用している場合でも、他の薬と同じくサロンや医師に相談しましょう。

結論:基本的に薬を服用しながらの脱毛は相談したほうが無難!

その他、病院で処方してもらった薬や市販薬についても注意が必要です。薬に配合されている成分はさまざまあり、塗り薬や湿布にも脱毛に影響を及ぼす成分が含まれていることがあります。

常備薬やサプリメントに関しても同様です。自己判断で服用中に脱毛するのはやめましょう。

脱毛がダメなのは薬服用前後どれくらい?各サロンの対応まとめ

病院 待合室

では、薬を服用してからどれぐらい時間が経てば脱毛できるのでしょうか?ここでは各サロン・クリニックごとに脱毛NGの期間をまとめてみました。

ほとんどのサロンでは薬の服用中に脱毛できない可能性がある旨が注意されていました。ホームページに書かれていなくても独自に期間を設定していることも考えられますので、薬の服用が関係する人はカウンセリングの時に確認しましょう。

サロン・クリニック名 薬服用中の脱毛NG期間
キレイモ 期間の明記なし・同意書に一筆すれば可能
エピレ 期間の明記なし
銀座カラー 期間の明記なし
ストラッシュ 市販薬は当日・処方薬は前後3日
恋肌 薬服用時に関して明記なし
ミュゼプラチナム 当日
シースリー 薬服用時に関して明記なし
脱毛ラボ 当日
ジェイエステ 期間の明記なし
ディオーネ 期間の明記なし
湘南美容クリニック 薬服用時に関して明記なし
レジーナクリニック 薬服用時に関して明記なし
リゼクリニック 期間の明記なし・肌の反応を見て判断
アリシアクリニック 薬服用時に関して明記なし

ルールを明記していないサロン・クリニックも多いですが、心配な場合は必ず相談をしてから脱毛を受けるようにしてください。

もしも施術当日に薬を服用してしまったら?

男性医師 説明

脱毛を受ける当日にうっかり薬を服用してしまったら、サロンに電話をして施術が可能かどうかを確認しましょう。

薬の量や種類によっては脱毛可能なケースもありますが、脱毛不可の場合は予約をキャンセルまたは変更する必要があります。

薬を服用したことを隠して何かトラブルが起きたら当然自己責任ですし、せっかく脱毛したのに肌が荒れたら残念ですよね。

脱毛の予約を入れている時は薬の服用に十分注意しましょう。

薬を服用しているなら脱毛前に相談を!

日常的に服用している薬がある場合は、カウンセリングの際にその旨を伝え、服用中に脱毛できるかどうかを確認しましょう。

薬の中には副作用で脱毛に悪影響を及ぼすものもありますので、自己判断せずに医師やサロンによく相談した上で、脱毛を受けるようにしてくださいね。